メガクラブへと飛躍した南野拓実

今年の日本サッカー界において1番のビックなニュースといえば皆口を揃えて言うだろう、"南野拓実リヴァプール移籍"と。

少し昔から前所属のザルツブルクに対してリヴァプールのスカウティング担当が訪れており、噂になっていた。その噂が決定的になったのは2019年10月3日に敵地アンフィールドで行われたCLリヴァプール戦。4ー4ー2のRMFとして先発した南野拓実は1得点1アシストと強烈なインパクトを敵地に残した。中でも、クロスからのボレーはコース、威力、タイミングともに完璧でGKアドリアンといえど、ゴールマウスを守ることは出来なかった。

CLグループステージ敗退に終わったザルツブルクだが、リヴァプールの注目は1人の日本人選手へと急速に集まっていった。そして、年を越した2020年1月1日世界王者リヴァプールへと加入した南野拓実は日本人史上最高のビッククラブへの移籍となったのである。

ここまで、2試合途中出場1試合先発したが、大きなインパクトは残せていない。まだ、リヴァプールの戦術浸透が必要であるだろう。サウサンプトン戦では、ゴール前に詰めたところでFWモハメド・サラーからのお膳立てされたパスが来たが、MFナビ・ケイタと重なる形になってしまい枠外へとボールが外れてしまった。

試合を重ねるにつれ少しずつだか、パスが来るようになっており、チームメイトとも連携も高まっている。ここらで、結果が出ると更なる飛躍が望めるだろう。次節は2月15日のノリッジ戦。ここで結果を出せればメンバー登録されているCLアトレティコ・マドリード戦でも出場のチャンスも見込めるだろう。